当社で活躍する人事労務部のメンバーに、
入社理由や仕事内容、仕事のやりがいなどを聞きました。
入社のきっかけは一本の映画です。その映画は、山田洋次監督の「学校」。この作品の中に出てくる萩原聖人さん演じるカズが夜間中学に通いながら、昼間は定期清掃の仕事をしています。その姿を見て、清掃の仕事をしたらどんな気持ちになるんだろうと興味が湧き、アルバイトスタッフとして入社しました。この頃はまだ俳優を目指し活動していたのですが、結婚を機に正社員へ登用して頂きました。
以前世田谷区・狛江市のエリアマネージャーをしていた頃の私は、現場の代行作業、清掃員さんの面接・採用、新規清掃員さんの指導・教育、各清掃員さんの出勤・退勤確認、備品の搬入、新規物件の立ち上げ、見積書の作成、お客様との折衝・交渉、クレーム対応など目まぐるしい日々を送っていました。そんな中、当時港区を担当していたエリアマネージャーと2人きりで月末の報告書、出勤簿のチェック作業を夜遅くまで行っていた時のことです。外に缶コーヒーを買いに出た際、「加藤さんはセクショナリズム出しすぎなんだよね」と言われました。日々、担当エリアの業務をこなすことで精一杯だった私は周りのこと、仲間のことが見えていなかったんだなとその時改めて気づきました。
日常清掃を担当されている現場の方々は私の両親と同じくらいの年齢の方が多いのですが、現場での困り事、相談事を解決したり、頼まれた備品、書類などをすぐに搬入、郵送したりと、日々信頼残高の預け入れをすることで、良い関係が構築でき、心が通える瞬間があります。
以前10周年・15周年の全社的な記念式典を2回、ハイアットリージェンシー東京様の大宴会場で行いました。その際私が採用、担当した人ではない方からもたくさん声をかけて頂きました。式典中、私はステージ脇でずっとパソコンの操作をしていたのですが、前列のテーブルの方から取り分けられた料理を食べきれないほど頂きました。
また、お客様に関しては徐々に私宛にご連絡頂けるようになることも仕事の励みになります。とても嬉しいことのひとつです。これからも良い関係を築いていきたいと思います。
クリステン・ハディード著「奇跡の会社」にこんな一文があります。「企業文化はそこで働く人がつくる」。当社で働く従業員、また自分自身が生き生きと、強みを活かし働ける環境、雰囲気を作っていくことです。また、当社には「リーダーシップを発揮する」「自己成長」「誰もが最高の自分になれる」など、いくつか重要なポイントがあります。変化を自ら作り出し、成長していくことが働き甲斐に繋がっていると思います。
私が入社した頃からそうですが、社員同士の垣根がない会社です。その流れは現在も引き継がれていると思います。会議でも全員が発言できる雰囲気があります。また各部署に女性社員も増えてきたこともあり、女子会などの飲み会も行われているようです。
「いつもお客様の期待のちょっと上!!」という経営理念は社員全員意識し、業務に当たっています。社員全員が持っているクレドカードにも「経営理念」、「15の価値観」が書いてあります。
以前は現場業務に携わっていましたが、現在は人事・労務というポジションで、清掃員さん、新入社員などの採用から労務管理全般の業務を行っています。前出の設問にもありましたが、当社で働く従業員、また自分自身が生き生きと、強みを活かし働ける環境、雰囲気を作っていくことが、私の役目だと思っています。また昨年、衛生管理者の資格も取得しましたので、従業員の安全面、健康面でもフォローしていきたいと考えています。
8:30 | 社内清掃、朝礼、本日の予定の策定 メールのチェック |
---|---|
10:00 | 応募者の面接、お客様との打ち合わせなど |
13:00 | 事務作業 パート・アルバイトスタッフの出勤簿チェック、給与入力、各種書類の整理、社会保険関係の手続き、数値管理、備品・清掃資機材の発注・管理など |
15:00 | 各部署の担当者とのミーティング 打ち合わせ |
18:00 | おつかれさまでした |